なかなか社員が育たない。原因が分からなくて困っている。」
「社員教育をしたいが、教育する時間もスキルもない。
「社員教育の必要性は感じているが、どのように進めたら良いか分からない。

そんな悩みをお持ちの経営者、管理職、人事担当者の方ははいらっしゃいませんか?

なぜ社員教育が上手くいかないのか、理由や課題を明確にすることで、その課題に合わせた解決方法や育成方法が見えてきます。

この記事では、よくある課題と解決策、育成事例など、“社員教育のポイント”について紹介していきます!


なかなかうまくいかない!社員教育の悩みと対策とは?


社員教育がなかなか進まなくて悩んでいる企業の方は、「うまくいかない理由を明確にする」と言われても、どうやって明確にしたら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは“よくある社員教育の悩み”を3つ紹介します。
自分の会社や制度と照らし合わせながら、チェックしてみてください。

業務が忙しくて教育の時間がとれない

企業担当者からよく聞くのが、この「時間がない」という悩みです。
育成専門部署のある企業は別ですが、ほとんどの企業では、「通常業務もしながら、プラスで社員教育を行う」というところがほとんどだと思います。
通常業務の量や期日等に調整がつけば良いですが、「ただでさえ忙しくて、時間が取れない。時間外労働になってしまう。」となる方もいるかもしれません。

どのような教育をしていくかにもよりますが、「通常業務の中で育成をしていく」のもひとつの方法です。
教育用にプログラムを作るのも方法ですが、最終的には会社の中で一緒に働くことになるので、実用的かつ実務にリンクさせて教育するのも良いのではないでしょうか。
教育担当者の通常業務を見てもらいながら一緒に業務を進めていくことで、進め方や考え方等、実務に活かせるスキルを身に付けることに繋がります。

「通常業務の前にビジネスマナーや仕事の基本的な考え方等の教育をしたい!」という企業には、プロによる人材育成プランもおすすめです。
気になる方は、ぜひお問い合わせください。

     

教育能力や指導意識が不足している

「教育能力や指導意識の高い教育担当者がいない!」という企業もあるかもしれません。
せっかく新入社員が入ってきても、教育にやる気が感じられなかったら、それが新入社員にも伝わって早期退職に繋がってしまったり、なかなか育たずに時間や費用だけ掛かってしまう可能性もあります。

しかし、本当に教育能力や指導意識が不足しているのでしょうか。
教育の目的や目標、メリットが、育成担当者(もしくは全社員)に伝わっていないということはありませんか?
「新入社員が入るから教育してね」だけでは、通常業務もある中で「なんで自分が…」「何をどうしたら良いか分からない」となってしまうこともあります。

もちろん向き不向きもあると思いますが、まずは教育の目的や目標、方向性について伝えたうえで、教育を進めてみてはいかがでしょうか。

社員教育の仕組みができていない


「社員教育」について、誰に対して、誰が、何を、何のために、いつ、どうやって行うかは決まっていますか?
このような“社員教育の仕組み”(組み立てや計画)がうまくできていない企業は、「どのように進めたら良いか分からない」で止まってしまっているかもしれません。

「社員教育の必要性は感じている」という企業は多いと思いますが、なぜ必要なのでしょうか。
新入社員が入ってもすぐ辞めてしまう=定着率が低いからでしょうか?
中堅社員は多いが、管理職を任せられるような人材がいないからでしょうか?

このように、「社員教育を行いたい」と感じた場合、何か解決したい課題があるはずです。
まずはその課題を明確にすることで、対象が誰で、どんな状況をどう改善したいのかが見えてきて、“人材育成の仕組み”づくりの第一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

社員教育における課題の解決策3選


ここまで、社員教育でよくある悩みについて紹介をしてきましたが、具体的にどうすれば社員教育をうまく進める第一歩を踏みだせるのでしょうか。
当社が実際に取り組んでいる内容も踏まえて、紹介していきます!

現状を整理し、社員教育の目的や目標を明確にする

まずは、社員教育が必要であると感じる現状の整理をしていきましょう。

①なぜ社員教育が必要なのか(どんな課題があるのか)
②社員教育をすることで何をどう改善したいのか
③誰に対して社員教育をしたいのか

たとえば、
①…社員間のミスコミュニケーションが原因で業務効率が下がっている
②…仕事におけるコミュニケーション力を向上させて、業務効率を上げたい
③…全社員を対象として、階層ごとに必要なコミュニケーション力を身に付けさせたい

など、具体的に洗い出していくことで、課題や目的が明確になります。
そのうえで、「いつまでに」「どうなっているか」の目標を立ててみましょう。

メンター制度等で指導意識を高める

当社では、メンター制度を導入しています。
新入社員に対して先輩社員がメンター(相談者・指導者)となり、仕事に対する姿勢や日々の業務に対するアドバイスや指導を行い、サポートしています。

筆者もメンターを担当したことがありますが、「新入社員の不安を解消しながら、早く会社環境や仕事に慣れて活躍してもらえるように頑張ろう」と、指導意識が非常に高まりました。
また、「いつも見られている」「自分がきちんとしていないと指導の説得力が欠ける」という意識も高まり、今まで以上に自身の管理能力が向上したと感じています。

このような機会を設けることで、指導意識や管理能力の向上を目指すのも解決策のひとつです。

プロによる研修を実施する/プロに相談する


集合研修を受けさせたい等であれば、プロに相談するのもおすすめです。

当社では、「人材育成支援」を実施しています。
研修内容が具体的に決まっていなくても、課題に合わせてぴったりの研修プランをご提案します。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

     

【事例紹介】どのような相談ができるの?

前段で「プロに相談する」のもおすすめだと紹介しましたが、どのような相談ができるのかが分からないと不安だと思います。ここでは、弊社のホームページで紹介している教育事例を紹介していきます。

ここで紹介している事例以外も多数の相談実績がありますので、詳しくはご相談ください!

「新入社員」「若手社員」「管理職」など階層別に相談!

階層別に教育をしたい場合は、どの階層に対してどんな悩みがあるかをご相談ください。

「新入社員のビジネスマナーが不足している」「若手社員の残業が多い」「マネジメントが出来る中堅社員が少ない」など、【どんな研修をしたいか】ではなく、【どんな悩みがあるか】でOKです!

そこから課題やなりたい姿を明確にし、ぴったりの研修をご提案します。

【新入社員教育】ビジネスマナー研修
【若手社員教育】ワンランク上の仕事術
【 管理職教育 】ハラスメント対策と職場マネジメント   など

「部下とのコミュニケーション術」「マネジメント力向上」など課題別に相談!

課題別に教育をしたい場合は、どんな課題があるかをご相談ください。

「上司と部下のコミュニケーションが足りていない」「リーダーを任せられる人材を育てたい」「女性管理職を育成したい」など、想いや課題に合わせてプログラムをコーディネートします。

【部下との信頼を築く】信頼を築いて人を動かすリーダーシップ
【気配りを身に付ける】気が利く人のコミュニケーション&仕事術  など

     

まとめ:優秀な人材を育成して、労働力向上を目指そう!


いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、社員教育におけるよくある課題と解決策を通して、社員教育のポイントを紹介しました。

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【おさらい~社員教育のポイント~】
・どんな悩みや課題があるのか現状を整理する
・社員教育の目的や目標を明確にする
・社員教育制度(メンター制度等)で指導意識を高める
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社員教育は、優秀な社員を育成し、労働力向上に繋げる良いチャンスです。

取り組み始めてすぐに成果が出るものではありませんが、
ぜひこの記事を参考に、社員教育の一歩を踏み出してみてください。

     


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